子どもがいてもキレイに片付いている家。
それに比べ我が家は・・・
育児の中でも、『片付け』に関しては、
多くのママ達が、ストレスを抱え、心配のタネにもなっています。
「うちの子、いつになったら片付けられるの」
「気づいたら、私1日中片付けしているかも」
子どもは散らかすもの。
そうあきらめてしまう前に、きれいなお家をキープできる方法、
一緒に考えてみませんか。
目次
子どもが片付けせずにイライラ!心落ち着けて片付けが苦手な原因は何か考えてみる
ところで、どうして子どもは片付けが苦手なのでしょう?
最初から片付け上手の子どもっているのでしょうか。
最近言われている『収育』。
これは子どもが自分で使ったものを、
自分でしっかり片付けられる
チカラを育てる事。
片付け出来る子になるためには、
大人の育てるチカラも必要なのですね。
- 「きれい」って何?
子どもに片付けを促すとき、
「お部屋キレイにしよう!」
と声をかけていませんか?
この「キレイ」という感覚は、人によって様々です。
キレイのゾーンがかなり広めの人もいますし、
徹底的に片付いていないとNG!!の人もいます。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
大人はキレイってこんな感じという、概念を持っています。
でも子どもは、まだこの概念が出来上がっていず、
「キレイに片付ける」の意味がわからないのかもしれません。
意味をしっかり理解できるのは6歳頃といわれています。
まだまだ小さな子どもには、声掛けに工夫が必要のようです。
- 散らかすのは好奇心のせい!
今これで遊んでいたのに、今度は別のおもちゃ。
次々におもちゃを出して、ついには床が見えなくなる始末。
子どもは遊びながら学ぶといいます。
おもちゃを触って、見て、なめて、動かして・・・
好奇心と感覚をフル稼働させて、学びの真っ最中。
遊びに集中しているときは、
そっと見守ることも必要なのかもしれません。
子どもの片付けのしつけっていつからやればいい?
それでも、やっぱり片付けは大事!
個人差はありますが、
子どもが大人のマネが出来るようになるのは、
生後10ヶ月ごろ。
そして、大人が言っていること(指示など)を
なんとなく理解できるのは
1歳半ころ。
片付けの意味は分からなくても、
ママが片づけのマネをしてみせると、
生後10ヶ月ころからできそうです。
そして、「ここにないないしよう!」と伝えると、
なんとなくわかって、
ないないしてくれるのは1歳半ごろです。
「キレイに片付けよう!」
と意味も理解してできるようになるのは6歳ころ。
なのですね。
まだ、できない年齢からしつけをはじめても、
ママのイライラが募るだけ・・・なんてことにも。
まずは、お子さんの様子をしっかり観察して、
遊びの1つとして片付け育児をスタートするのがよさそうです。
子どもが思わず片付けたくなるアイデアや方法にトライ
- 子どもがわかる言葉で
年齢に応じて、子どもが「行動できる言葉」で伝えましょう。
「ないないしよう」「箱にポイしてきて」
「あったところにしまおうね」
「お部屋をキレイにしよう!」
など。
同じ内容でも言葉掛けってたくさんありますね。
- 競争心をあおる!
ご存知「よーい★どん」競争です。
子どもの素直さとノリのよさを味方につけて、
ママと一緒に片付け競争はいかがでしょう。
もちろん子どもに勝たせてあげることを忘れずに!
- できたねシール
片付けをはじめ、お手伝いや約束事など広く使えます。
子どもはシール貼り大好きですよね。
シール10個でおやつ1個ゲット!
なんて決めちゃうと、もう大変。
何度も何度も頑張っちゃうでしょう。
- 交換条件!
片付けしたら遊べるよ!
現在小4の娘はこれが効果大。
そのスピード感、できればいつも出してほしです。
っていうくらい、約束事を決めた時の動きは速いです。
- とにかく褒める
自分で片づけられたら、とにかく褒める。
これがいちばん子どもの成長にとっても必要かもしれません。
子どもはママやパパに褒められたい。
褒められたらうれしい。
また、頑張る。
そして習慣化!
まだまだ思わず片付けたくなる方法あるかもしれませんね。
お部屋の様子がどうであれ、子どもが頑張って片付けできたら、
よくやった!とぎゅってしてあげたいですね。
≪続き記事≫
子どもの片付けにアプリを活用する方法は実際どう思う?YES?それともNO?
何とか子どもが片づけられるよう、
手を尽くしても、なかなか効果が表れないことも。
片付け上手やしつけに関する≪アプリ≫があることをご存知でしたか?
- 鬼から電話アプリ
いうことを聞かない子に、鬼から電話がくるアプリ。
悪さをしたら「もしもし鬼ですけど」
と鬼からの説教が始まります。
でも、いいことをしたら褒めてもくれる、
アメとムチの使い訳ができるアプリです。
褒められるのは、うれしいけど、
鬼から電話がきちゃったら、
子どもたちはどのようにお返事するのかしら・・・
しばらくは言うことを聞いてくれるかも。
- 手伝いをポイント制に
よくお手伝いをしているお子さんにはこんなアプリも。
お手伝いをしたら、ポイントをためていき、
例えば50Pたまったら、遊園地に行くなど、
目標を設定できるアプリ
子どもと相談しながら目標設定すると、
お子さんのやる気も一気に高まるかもしれませんね。
- お手伝いをゲーム感覚で鍛える
散らかったお部屋をゲーム感覚でお片付けするという内容。
それによって、お片付けが習慣化するというもの。
キャラクターもパンダちゃんでとてもかわいいので、
子どもは夢中でお片付けをするかもしれませんね。
これら以外にもたくさんの「お手伝い用アプリ」がありますが、
皆さんはこれらアプリについてどのようにお考えでしょう。
便利そうだから、ぜひ使ってみたい!
と思う方もいるかもしれませんし、
いやいや、アプリには頼らず、私式でやってみたい!
と思う方もいるかもしれませんね。
アプリはあくまでも、
お手伝いに関心を持ってもらうための1つの手段。
これを使えば、お手伝いができるようになる!
というものでもないのかもしれません。
それに、今は子どものスマホ脳の心配も言われています。
アプリの使用にあたっては、子どもたちを守る
大人の知識も必要のようです。
子どもが片付けないときの言い方パターン5選!
自分から片付けられるようになってほしい。
どう伝えれば、子ども動いてくれるのだろう・・・?
片付けようと思ってくれるのだろう・・・?
自分もストレスにならないような日々のかかわり方や言い方について
探ってみましょう!
- 行動を褒める
とにかく、少しでも自分で片づけることが出来たら
「一人で箱にしまえたね」
「最後までよく頑張ったね」
など、たとえ上手に片付けられていなくても、
片づけようとした気持ちや
片づけたという事実を褒めてあげると、
子どもは「認めてくれた!」とうれしくなり、
また頑張ろう!と思えるようになります。
- ポジティブな声掛け
「ここキレイになったら気持ちいいかも」
「机の上片づけたら、勉強しやすいよ」
など、前向きな言葉がけと片づけたら○○になるよ
だから片付けよう!
ポジティブな言動は次への行動につながりやすくなります。
- ママの気持ちを伝える
「ここ片づけてくれた、ママ嬉しいな~」
「ありがとう。とっても助かるな」
など、子どもがしてくれたら、
私がこんな気持ちになるんだよ
という、ママの気持ちを伝えてみましょう。
子どもはママが大好き。
ママが喜んだり、
助かるなら一生懸命お片付けをしてくれますよ。
- 具体的な片付けの場所や方法を伝える
「机の上をきれいにしてね」
「つかわないものは、箱にしまおうか」
お子さんは片づけたいけど、どうやればいいのかわからない
といった思いを持っているのかもしれません。
具体的に「何をすればいいのか」が分かれば
次の行動に移しやすくなります。
- 物を大事にできるように声かけ
「おもちゃも片づけてくれて喜んでいるよ」
「おもちゃのおうちに帰れてよかったね」
など、おもちゃの気持ちを変わりに伝えてあげると、
子どもも、「そうか。おもちゃさんも喜んでいるんだ」
と嬉しくなり、物を大事にする気持ちも育ちます。
決して
「片づけないなら、捨てちゃうからね!」
「もう買わない!」
などと感情的にならないように。
子どもは意外と冷静で、
「そんなこと言ってるけど、捨てないでしょ」
と、あまり効果がないときも。
まずは、子どもが片づけやすい環境づくりから
取り組んでみませんか。
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