離乳食をうまく進めるために大切なポイント

子育て

母乳やミルクで育ててきた赤ちゃんの離乳食は生後5~6ヶ月で始めるのは良いとされていますよね。発育状態によって進め方は個人差がありますが、離乳食というのは少しずつ食事に慣れさせるための準備期間です。
しかし、それまで液体のものしか口にしたことの無い赤ちゃんは初めての食事に驚いてしまい、なかなか受けつけてくれない場合もあります。
 では、離乳食の進め方についての考え方とポイントについておはなししますね。

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上手く離乳食を食べさせるために


まず大前提として、産後のママはホルモンバランスの乱れによってストレスが溜まりやすい状態になっています。せっかく頑張って作った離乳食を子どもが食べないことで、イライラ…なんてことは良くあります。始めたばかりの時は、まぁまぁ…急には食べないよね…仕方ないと思えますが、なかなか食べてくれないと、だんだんイライラが募り、何で食べてくれないのだろう…とママの方が悲しい気持ちになり、それが怒りに変わってしまうこともあります。

じゃあどうすれば…と思いますよね。
犬や猫でも餌を変えたりすると、初めての味や食感に戸惑ってあまり食べなくなるものです。私たちの食事が、明日から外国で食べられている昆虫になります!と言われれば、そりゃ食べませんよね。
冷静になってまず考えてみてほしいのです。
そもそも離乳食のはじめの段階の目的は、栄養を摂るためのものではなく、あくまで乳離れの練習なのです。
肩の力を抜いて、食べてくれる時は「今日はラッキー」くらいの気持ちで挑みましょう。
産まれて数ヶ月しか経っていない赤ちゃんなのですから、食事以外にも慣れなくてはいけない仕事がたくさんあります。“離乳食”ばかりに気を取られずに、頑張り過ぎない育児で見守ってあげましょう。
“離乳食の時間”にきっちりあげなくても、食事の回数を増やしたりしてお腹の好き具合をみて与えてみたりするのも良いです。
また、初めての赤ちゃんとなると育児書などに書いてある『おかゆ80g、にんじん10g・・・』などの数値を重視してしまいますが、全部食べる子もいれば全く食べない子もいるので、だいたいの量がこのくらいという目安程度に思い、シビアになりすぎることはありません。

それでも食べてくれない時は…

それでも赤ちゃんが食べてくれない時は、無理をせずに市販のベビーフードを与えてみてはいかがでしょうか。
薄味とはいえ、やはり家庭で作るものよりは甘さがあるものもありますし、舌触りも良いので好む赤ちゃんは多いようです。アレルギーに対応したものや、無添加のもの、なにより衛生的で栄養面がしっかり調整されています。海外では市販のベビーフードが一般的に使われており、種類も豊富で大人顔負けの食材を使ったものもたくさんあります。

お母さん自身も少し味見してみて、味や固さ、とろみ具合など、どういった作り方をしているのか参考にし、手作り離乳食のレパートリーを増やすのに役立ててみてはいかがでしょう。

兄弟や大人が食べているものを欲しがる子もいます。歯が生え揃っていない乳児に与えるのは躊躇してしまいますが、育児書通りに進めることに邁進せず、食材にはよりますが、アレルギーや咀嚼力の面などで大きな問題がなければこれも経験のうち、と少し与えてみるのもいいかもしれません。
この時期は何よりも、食べることは楽しい!また食べたい!と思わせるようにするのが大切なのです。


さいごに

離乳食の進み具合は性格がそれぞれ違うように、赤ちゃんによって異なります。決して周りと比べずに、私は私の、この子はこの子のやり方がある!と尊重してあげてください。大きくなって大食漢になる子だっていますし、離乳食ではよく食べていた食材をある時期から拒否するようになったり、食に関する悩みは子どもが手を離れるまで無くならない悩みです。
まだ産まれて1年にもならない小さな赤ちゃん、少しずつこの世界に慣れてもらう為にも長い目で見て、楽しい食卓を目指していきましょう!

この記事のまとめ

・離乳食を始めて間もない時期は、あまり頑張り過ぎず、ゆったりとした気持ちで取り組むことが大切。
・なかなか食べてくれない時は、ベビーフードも活用することを勧める。
またお母さんも味見をして、離乳食づくりに役立ててみることもおすすめ。
・赤ちゃんの個性を大切にし、食事が楽しいと思えるようにすることが大事。

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