「この前もらった手紙、ハートの形になってた。どうやって折るの?」
子どもにそう聞かれて、手が止まった経験はありませんか。小学生の間では、折り方を工夫した手紙の交換がいまも人気です。ハートの手紙は、受け取った瞬間に気持ちが伝わる形なので、バレンタインや誕生日、ちょっとしたお礼にもよく合います。
折り方を知らないまま適当に折ると、角がずれていびつな形になり、「やっぱり普通に四つ折りでいいか」とあきらめてしまいがちです。でも、ハートの手紙は手順さえわかれば、紙1枚・ハサミものりも使わずに5分ほどで完成します。
この記事では、折り紙(正方形)で作る基本のハートと、便箋やルーズリーフ(長方形)に書いた手紙をハートにする方法を、手順ごとの図解つきで紹介します。文字をどの面に書けばいいか、きれいに仕上げるコツもあわせてまとめました。
準備するもの

ハートの手紙を折るのに、特別な道具はいりません。
- 紙(15cm×15cmの折り紙、またはメモ用紙・便箋・ルーズリーフ)
- ペン(サインペンやカラーペン)
- お好みでシールやマスキングテープ
初めて折るなら、15cm角の折り紙がいちばん扱いやすいサイズです。7.5cmの小さな折り紙だと、最後の角を折る工程が細かくなり、子どもには少し難しくなります。
文字は、折る前に書いておきます。折り紙の場合は白い面に書いてください。折り終わると内側に隠れて、表には色の面だけが出るので、開いたときに文字が現れる仕掛けになります。
紙が用意できたら、さっそく基本のハートから折ってみましょう。
折り紙(正方形)で作るハートの手紙の折り方
まずは正方形の紙で折る基本のハートです。7つの手順で完成します。
手順1:十字に折り目をつける

文字を書いた白い面を上にして置きます。縦半分に折って開き、横半分に折って開きます。紙の真ん中に十字の折り目ができればOKです。
この折り目が、このあと何度も使う「中心線」になります。指の腹でしっかりなぞって、くっきりつけておきましょう。
手順2:上の辺を中心線まで折り下げる

紙の上の辺を、横の中心線に合わせて折り下げます。上から4分の1が手前に折り重なった状態です。
手順3:下の辺を上の辺まで折り上げる

今度は紙の下の辺を、手順2で折った上の辺に合わせて折り上げます。横長の長方形になります。
手順4:裏返して、右側を斜めに折り上げる

紙を裏返します。縦の中心線の一番下の点を起点にして、右半分を斜めに折り上げます。右側の下の辺が、縦の中心線にぴったり重なるように合わせるのがポイントです。
手順5:左側も同じように折り上げる

左側も同じように、下の辺を縦の中心線に合わせて折り上げます。下がとがった、ハートの下半分のような形になりました。
手順6:裏返して、角を後ろへ小さく折る

もう一度裏返すと、ハートの形が見えます。上にとがって出ている角4か所と、左右の外側の角2か所を、小さな三角に折って後ろ側へ倒します(山折り)。この角をどれだけ折るかで、ハートの丸みが変わります。少しずつ折って、好みの形に整えてください。
手順7:形を整えて完成

折り目を軽く押さえて形を整えれば、ハートの手紙の完成です。色の面がハートになり、内側に書いた文字は隠れています。
裏に宛名を書いたり、シールで留めたりすると、本物の手紙らしくなります。
正方形の紙ならこれで完成ですが、便箋やルーズリーフに書いた手紙をハートにしたいときはどうすればいいのでしょうか。
便箋・ルーズリーフ(長方形)で作るときの折り方
手元に折り紙がなく、便箋やルーズリーフしかないときはどうすればいいのでしょうか。
手元にあるのが長方形の紙なら、最初に正方形にしてから、上の手順で折ります。

文字を書く場合は、正方形として残る部分に収めておきましょう。余った部分を切りたくないときは、裏側に折り込んだまま折ることもできます。その場合は紙が厚くなって手順6の角が折りにくくなるので、薄い便箋を使うのがおすすめです。
A4のコピー用紙なら、正方形にすると一辺が約21cmになります。折り紙より大きなハートになるので、メッセージをたくさん書きたいときにも向いています。
手順はわかっても、きれいに折れるかどうかは少しのコツで変わります。
ハートの手紙をきれいに折る3つのコツ
折り目は指の腹でしっかりつける
手順1の十字の折り目がずれていると、最後のハートが左右非対称になります。折るたびに、指の腹やつめでしっかりなぞってください。
手順4・5では辺と中心線をきっちり合わせる
左右の傾きがそろわないと、ハートが斜めにゆがみます。下の辺が縦の中心線に重なっているか、折る前に一度確認するだけで、仕上がりがぐっと整います。
角は少しずつ折る
手順6の角を一気に大きく折ると、ハートが小さく角ばってしまいます。小さく折って様子を見て、足りなければもう少し折る、という順番で調整するときれいな丸みが出ます。
子どもと一緒に折るなら、どこに気をつければいいでしょうか。
子どもと一緒に折るときのポイント
子どもと一緒に折るときは、どこに気をつければいいのでしょうか。
手順は7つと少なめなので、小学校低学年くらいから大人と一緒に折れます。
- 最初は15cmの折り紙で練習し、慣れたら便箋で本番を折る
- 手順4・5は、大人が中心線を指さして「ここに合わせてね」と伝える
- 手順6の小さな角は、うまく折れなくても形になるので、子どもの好きにさせてOK
いびつな形になっても、自分で折った手紙は特別です。お友だちとの手紙交換や、家族の誕生日に「ありがとう」を書いて渡すと、もらった側も笑顔になるはずです。
ハートの手紙でよくある質問
文字はどこに書けばいいですか?
折る前に、紙の白い面(ハートの内側になる面)に書きます。紙の端まで書いても、開けば全部読めます。表のハートに一言だけ書きたいときは、折り終わってから色の面に書き添えてください。
開くと元の紙に戻りますか?
戻ります。折った手順を逆にたどれば1枚の紙に戻るので、受け取った人は開いて手紙を読み、また同じ形に折り直すこともできます。
小さいハートを作りたいときは?
7.5cmの小さな折り紙や、正方形の付箋でも同じ手順で折れます。プレゼントに添えるメッセージカード代わりにも使えますが、角を折る工程が細かくなるので、大人向けです。
まとめ:まずは折り紙1枚で練習してみよう
ハートの手紙は、十字の折り目をつけて上下を折り、裏返して左右を斜めに折り上げ、角を後ろへ折るだけで完成します。便箋やルーズリーフに書いた手紙も、最初に正方形にすれば同じ手順で折れます。
まずは手元の折り紙1枚で、文字を書かずに練習してみてください。一度折れば手が覚えるので、次は本番の手紙をハートにして渡せます。
正方形の紙で折るほかの手紙の形は、手紙の折り方【正方形】シンプルでかわいい折り方を8ステップで解説で紹介しています。ハートの形が気に入ったら、折り紙のハート型入れ物の折り方や可愛いハート箸袋の折り方もあわせてどうぞ。

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