外食先のテーブルに箸置きがなくて、使いかけの箸の置き場所に困ったことはありませんか。お皿のふちに渡すと転がり落ちそうだし、テーブルに直接置くのも気になります。
そんなときは、割り箸が入っていた箸袋を折って、箸置きにしてしまいましょう。箸袋1枚あれば、1分もかからずに作れます。
子どもと一緒に作れば、料理が出てくるまでの待ち時間もあっという間です。この記事では、箸袋で作れる箸置きの折り方を、簡単な順に3つ、図解つきで紹介します。箸袋を箸置きにするときのマナーもあわせてまとめました。
箸置きを作る前に:箸袋を細長くする

今回紹介する3つの折り方は、どれも最初に箸袋を細長くしてから折ります。
箸袋を縦長に置き、長い辺に沿って縦半分に折ります。袋が厚いときや幅が広いときは、もう一度縦半分に折って、1cm前後の細い帯にしてください。細いほど、このあとの工程が折りやすくなります。
それでは、いちばん簡単な折り方から始めましょう。
1. くるくる巻くだけの箸置き(いちばん簡単)
小さな子どもでも作れる、巻くだけの箸置きです。

巻くときに指で軽く押さえながら進めると、ほどけにくくなります。高さが出ないので、箸先を少しのせる「支え」として使うのに向いています。
もう少し箸置きらしい形にしたいなら、じゃばら折りがおすすめです。
2. じゃばらの箸置き(定番)
じゃばらに折って山を作る、定番の箸置きです。箸がしっかり安定します。


折り幅を2cmより狭くすると山が低くなり、3cmより広くすると高くなります。箸の太さに合わせて調整してください。
見た目を華やかにしたいときは、結び型を試してみましょう。
3. 結びの箸置き(千代結び)

箸袋をひと結びするだけの、和の雰囲気がある箸置きです。「千代結び」とも呼ばれ、お正月や来客のときにもよく合います。

きつく結ぶと紙が破れやすいので、ふんわり結んでから形を整えるのがコツです。紙の箸袋が短くて結びにくいときは、縦半分に折る回数を1回にして、帯を少し太めに残すと結びやすくなります。
3つの折り方がわかったところで、箸袋によって折りやすさが違う点も知っておくと便利です。
箸置きにしやすい箸袋・しにくい箸袋
どんな箸袋でも、きれいに箸置きにできるのでしょうか。
お店によって、箸袋の素材や大きさはさまざまです。折る前に、どの形が向いているかを見ておくと失敗しません。
| 箸袋のタイプ | 向いている折り方 | ポイント |
|---|---|---|
| 薄い紙の細長い袋(一般的な割り箸袋) | 3つとも | いちばん折りやすい。結びもきれいに仕上がる |
| 厚めの紙・光沢のある紙の袋 | くるくる巻く・じゃばら | 結ぶと割れやすいので、折る回数を減らす |
| 短い袋 | くるくる巻く | じゃばらは山の数が少なくなるので、折り幅を2cm程度に狭くする |
| 透明なフィルムの袋 | くるくる巻く | 折り目がつきにくいので、巻いて端を差し込む形が安定する |
お正月の祝い箸の箸袋で作るとき
お正月の祝い箸は、袋が厚くて長いものが多く、そのまま折ると形がふくらみがちです。縦半分に折る回数を1回にして、帯を少し太めに残したまま、結びの箸置きにすると、袋の柄も見えて華やかな食卓になります。
来客のときは、あらかじめ人数分の箸置きを作って、箸と一緒に並べておくと、それだけでおもてなしの雰囲気が出ます。
最後に、気になるマナーについても確認しておきましょう。
箸袋を箸置きにするときのマナー
箸袋を箸置きにするのは、マナーとして問題ないのでしょうか。

箸袋で箸置きを作るのは失礼?
お店に箸置きが用意されていない場合、箸袋を折って箸置き代わりにするのは、一般的に問題ないとされています。箸を器のふちに渡す「渡し箸」は避けたい置き方とされているので、箸袋で箸置きを作るほうが、むしろ丁寧な印象になります。
ただし、箸置きが用意されているお店では、そちらを使いましょう。
食べ終わったあとの箸袋は?
食べ終わったら、箸を箸袋に戻し、袋の先を少し折っておくと、使い終わったしるしになるといわれています。箸置きにした箸袋を広げて戻すのが難しいときは、箸置きの上に箸をそろえて置いておけば十分です。
子どもと一緒に作るときのポイント
- 3〜4歳くらいなら、くるくる巻くだけの箸置きから始める
- 小学生なら、じゃばらの折り幅をそろえる練習にもなる
- 結びは、大人が帯を細長くしてから渡すと子どもでも結べる
料理を待つ間に「今日はどれを作る?」と声をかけると、外食の待ち時間が楽しい時間に変わります。
まとめ:箸袋1枚で、箸置きは1分で作れる
箸袋の箸置きは、まず縦に細長く折ってから、巻く・じゃばらに折る・結ぶの3通りで作れます。いちばん簡単なのは巻くだけの形、安定するのはじゃばら、見た目が華やかなのは結びです。
次に外食するときは、料理を待つ間に箸袋でじゃばらの箸置きを作ってみてください。
箸袋そのものをかわいく作りたいときは、鶴の箸袋の折り方、可愛いハート箸袋の折り方、子どもの日に使えるカブト箸袋の折り方もあわせてどうぞ。

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