私は現在30歳の男です。職業はごく普通に地方で営業のサラリーマンをしています。今は独身で一人暮らしですが、真剣に結婚を考えている相手がいます。その女性とも具体的に結婚した後の事を話す時も増えてきました。そこで、いつも話し合うのがズバリ「共働きするか、しないか…。」という問題です。
すれ違いはないけれど、子供が出来たときに共働きを続けるか迷う
お互いに意見のすれ違いがあるわけではないです。私たち二人の考えは「共働きする」という事で話はまとまっています。ただ、二人で考えているのは「子供ができた時」の話です。
私たち自身子供は欲しいと考えていますし、私の両親にも彼女のご両親の為にも孫の存在は大きいと考えてはいます。しかし、私たち二人が悩んでいる事は子供が出来た時、共働きしていて子供をしっかり育てられるかという問題、つまり子供にとって夫婦が共働きしているというのは子供に対しての環境が良くないのではないか。と思っている事なのです。
この二人の悩みは徐々に解決の方向に向かってはいます。私には多くのお手本がいるからです。私も30歳を迎え、学生時代の仲間も地元に数多く残っています。結婚し、子供が出来たという友人は多いです。その友達に聞けば皆大体こう言います。「まぁ結婚しちゃえば何とかなるもんだよ!」という言葉です。
お互いの実家も近いしなんとかなる!?
私は結婚を経験していませんし、相手も経験していません。お互いが経験してないことを話し合っても答えはでないのでは…。と、お互いの気持ちがまとまってきています。まして、子供が出来た時の事など実際どうなるかわからないという気持ちになってきました。
流れのないプールで泳ぎ方を覚えるより、川に飛び込んで無我夢中に手足を動かした方が水に入る恐怖感を克服できるみたいな感覚ですかね(笑)私たちは幸いお互いの実家も近いですから、私たちの両親にもお願いして私たちが共働きしても、子供ができても何とかなる気がしています。
地方の田舎だと都会よりもなんとかやっていけるかも
思えば私の親世代は戦後間もない頃に生まれた「団塊の世代」です。当時の話を両親に聞くと、「近所で子供が生まれたとなれば町内がお祭り騒ぎだった。みんなおせっかいなおじちゃん、おばちゃんがいてな。○○ちゃん今日はおじちゃんと遊ぶか!とまるで自分の子供のように接してくれたもんだ。それが、今の若い子たち、特にお前の世代の人たちはなんか見ててかわいそうになってくるよ…。共働きして、子供も夫婦二人で育てなきゃって感覚だろ?人間を育てるってのはそんな簡単な事じゃない。お前が結婚して子供が出来たら俺ら親父や母ちゃん、近所の皆さんに協力してもらおう。って感覚でいろ」と言われます。
私は地方の田舎に住んでいるのでこういった形で共働きへの解決策は見えてきました。都会に住んでいらっしゃる夫婦の方は私たちのような共働きへの感覚、育児についてのフォローを受けるのは難しいかもしれませんが、同じ世代の人として一緒に明るい共働きへのイメージを持ちたいと私は強く感じています。
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