保育園で…いじめられっ子?の子育て

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子どもが保育園に通い始めて、ほっと一安心したと思ったら最近
「○○ちゃんがいじめる」とか
「○○君に砂をかけられた」などと訴える。

行くのを嫌がる…抗議したいけれど効果はなさそうだし、どうすればいい?

そんなお悩みはありませんか?
ここでは、そんな場合の対処について、ご紹介いたします。

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視点を変える3つのポイント

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1. コミュニケーションの一手段

3歳を過ぎると、子どもだけの世界で遊ぶことが多くなるので、子どもが「○○ちゃんにいじめられた」ときくと親は、かわいそうになったり、ふがいなく思ったり複雑な気持ちになります。しかし、3歳児のいじめは陰湿なものではなく、コミュニケーションの一手段で手がでてしまうこともあります。「○○ちゃんがたたいた」と言ってきても、実際には軽くたたかれただけで、抵抗力がないために、ちょっとしたいたずらにショックを受けてしまった、というケースも沢山あります。

2. 親はノータッチのほうがいい?

発達心理学的には、いじめたりいじめられたりを繰り返しながら、集団での活動に適応できるようになり、同時にたたかれた痛さや、どうしたら相手が感情を害するか、など様々な事を学んでいきます。子どもが泣かされたとすぐに苦情を言うのではなく、経過を見ることも教育の一つ。あまりしつこく続いたり、子どもの元気がなくなるようであれば対策を講じましょう。

3. なぜいじめられるのか

ぶたれたら、ぶちかえせ。そんな教え方は小さな子には通用しません。せめて、抵抗の方法を具体的に教える方が有効です。
また、なぜいじめられるのかを考える必要もあります。
   子ども同士では、誰が甘えん坊で泣き虫か、誰がわがままで、自分勝手か など、意外によくわかっています。いじめの原因を探るには、周りのお友達に単刀直入に尋ねてみるのも一手段です。

いじめられない子にするコツ

具体的に、どういったことから始めれば、子どもをいじめさせないようにすることができるのでしょうか。ここでは、効果的なコツをまとめました。この中で、すぐ始められることから無理なくスタートしましょう。

1. 大きな声で「やめて」と言えるようにさせる
2. いじめられたら抵抗する
3. 原因をみつけるよう働きかける
4. お母さん同士が仲良しになる
5. 仲良くする方法を教える
6. 少しずつ過保護からさよなら
7. 「お返し」のできる子に
8. 集団遊びのルールを教える

抵抗力をつける遊び

遊びの中で、無理なく大きな声を出し抵抗力を身に付ける方法もあります。一緒に遊ぶ事で、子どものこころの発育にも好影響があります。時間に余裕のある時に、ぜひ遊んであげてください。

1. メガホン遊び

近所に迷惑にならない所でお互いに離れて立ち、メガホンを使って大きな声で相手に話しかけます。大きな声が出せると、いやなことはイヤといえる自信がついてきます。

2. 訪問ごっこ

友達の家を、互いに訪問しあい、訪問した家のルールで遊びます。時には、おやつやお昼ご飯を一緒に食べるのも楽しいでしょう。自分の家とどこが違うかわかるよいチャンスです。

3. おしくらまんじゅう

「おしくらまんじゅう おされて泣くな」と歌いながら位、地面にまるくかいた線からはみでないように押し合います。遊びの中では、少しくらい強く押されても平気です。

4. おみやげ三つ

友達とさよならをする時に、親しみをこめて「おみやげ三つ」とかるく背中を三回叩きます。乱暴にならないように、お母さんがお手本を見せてあげてください。

さいごに

自分には見えない所で、こどもがいじめられていると思うと、親としてはいてもたってもいられません。けれど、それが通常のものなのか、異常なものなのかすぐ判断できないときもあります。ここでは、見方を変えるポイントと、原因を知る方法、子どもの抵抗力を上げる遊びなどをご紹介しました。お友達と仲良くあそべる楽しい生活ができますように。

この記事のまとめ

・子どものいじめを見極め、解決する方法として、
① その出来事自体がコミュニケーションの1つだった可能性
② まずは様子を見て、子どもの成長を見守る
③ 抵抗する術を教える、原因を考える、お友達に聞いてみる
の視点を持つことをご紹介しました。

また、
・いじめられない子にするための8つのコツを紹介
・いじめられない子にするための4つの遊びを紹介

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