「負担が減った!必ず受けたい予防接種の公費補助がついに実現」

健康

かわいい赤ちゃんを病気から守る予防接種。
必ず受けたいものですし、少しでもウイルス感染のリスクを減らしてあげたいですね。
しかし予防接種は公費負担のものもあり、家計への打撃も意外と大きいのです。
そんな必ず受けたいワクチンの予防接種が、2010年についに公費負担化が実現しました。
定期接種に認定されましたので、赤ちゃんを連れて必ず受けるようにしましょう。

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公費負担額が大きかったHibワクチンと肺炎球菌ワクチン


BCGや三種混合のように、定期接種になっているものもあれば、そうでないものもある予防接種。
自己負担のものだからと言って、受けなくていいものではありません。
日本は先進国の中でも予防接種に関する取り決めが遅れているとも言われています。
費用を払ってでも、受けておきたいワクチンもあるのです。
特に「hibワクチン」と「肺炎球菌ワクチン」は、かかると重症化しやすいということで0歳児からの接種が進められてきました。
しかし、日本ではなかなかこの2つの予防接種が定期接種と認められませんでした。
病院により負担額は変わるのですが、hibワクチンで1回6000円~8000円。
肺炎球菌ワクチンも、1回9000円~12000円と、かなり高額になっています。
それに、どちらも1回きりではなく追加接種が必要なので、家計への負担はますます拡大。
中にはお金がかかりすぎるという理由で接種しない赤ちゃんもいて、問題視もされました。

受け付けている小児科も少なく、口コミで多くのママが殺到

Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンは、始めのうちは取り扱っている小児科も非常に少ないものでした。
ですので、1つの小児科に多くのママが赤ちゃんを連れて殺到してしまい、入荷する度にhibワクチンも肺炎球菌ワクチンも受付終了、となる病院がたくさんありました。
Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンの必要性がママ達の間で話題になればなるほど、受けられる病院も限られてしまい、受けたくても受けられないという赤ちゃんが増え続けました。


そんな中ついに定期接種に認定

Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンが公費補助に認定されたのは、2010年のことでした。
ついに公費の負担がなくなり、全ての赤ちゃんが平等にワクチンを受けられるようになりました。
1つの小児科に殺到することもなくなり、現在では予防接種のスケジュールに則りほとんどの赤ちゃんがワクチンを接種しています。
話題になった時期に公費負担で受けていない赤ちゃんも、今からでは遅くないかもしれないので一度病院で相談してみましょう。

さいごに

予防接種は毎年新しいものができたり、見直しが繰り返されるものです。
ママ達は常に情報に敏感になり、子供達を病気の感染から守ってあげたいですね。

この記事のまとめ

・Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンは、これらに関する病気が乳幼児期に発症すると重症化しやすいため、全ての子どもの接種が望まれつつも、高額であるために定期接種にはなかなかならず、また家計の負担が大きいため受けられない子も多く、社会で問題視されていた。
・Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンは品薄であった。
・2010年、Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンは定期接種になり、全ての赤ちゃんが平等に摂取できるようになった。
・予防接種は、年々見直しや改定があるため、まめにチェックしよう。

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