出産が無事終了して、ようやく我が子を家に迎える日。
この日は父親・母親共に嬉しい瞬間ですよね?
けれど皆さんを待っているのは嬉しい事ばかりではありません…。
既に経験されている人もいると思いますが、赤ちゃんには「夜泣き」が発生します!
「明日仕事なのに…」「睡眠時間が取れない…」と嘆いている人が多いほど、赤ちゃんの時期は頻繁に起きます。
そもそも赤ちゃんの夜泣きはなぜ発生するのでしょうか?
今回、赤ちゃんの夜泣きが起きる原因と夜泣きに効果的な方法を紹介していきます。
もし夜泣きで悩んでいる人がいましたら参考になれば幸いです。
目次
夜泣きの原因、メカニズム徹底解剖!
まず、原因について、【生理的欲求】と【精神的欲求】の2つにわかれます。
【生理的欲求】
〇 空腹 (おっぱい・ミルク)
〇 不快 (オムツ)
〇 暑い、寒い、痒い、痛いなどの身体的理由
などがあげられます。
これらは、生後直後からみられる本能的なものですね。
【精神的欲求】
〇 不安や緊張
〇 驚きや恐怖
〇 寂しい・悲しいなど精神的欲求不満(ストレス)、甘えたい感情
など。
こちらは、目にはみえにくいですが、赤ちゃんの心(脳)が成長している証拠でもあります。
日中に起きた出来事が引き金、刺激となって、怖い夢など、びっくりして、起きて泣く事は充分考えられます。
夢
さて、人(赤ちゃん)はなぜ夢をみるのでしょうか?
諸説ありますが、日中に起きた様々な出来事、体感や体験をした事を、寝ている間に、脳内で情報の整理をし、記憶を定着させるという事が、夢の大きな役割として、果しているといわれています。
赤ちゃんの場合、日々、初体験の連続の中で、莫大な情報量に、睡眠中沢山の夢を見て泣いていても不思議ではない筈です。
メカニズム・まとめ
”生理的欲求”と、”精神的欲求” の2つが原因で、体、心(脳)も急成長する過程で、保護を必要としている赤ちゃんが、
生きる為に、欲求を満たしてもらう必要性があり、”夜泣き”は起きるという訳です
では、どうすればよいのでしょうか?
タイプ別!夜泣き解消法はズバリ!これ!!
生理的な欲求の場合は、見て判断がつき、対処もできますが、
問題は、精神的欲求が原因で、日々、夜泣きを繰り返す場合ですね。
この精神的欲求は、大きく分けると3つのタイプにわかれます。
対処法 ★印と、共にみていきましょう。
A ・抱っこなどすると、しばらくしたら遊び始めて、寝る気配がない。
(夜間に遊ぶ)
↓ ↓
昼夜の区別がまだ、ついていないだけかもしれません。
★ Aパターンの解決方法:生活のリズムを作りましょう!キーワードは光
朝起きたら、毎日一定の時間にカーテンをあけ、朝日を浴びさせる。
(ガラス越しの日差しで、5分~10分程度でOK)勿論、お散歩などもOK。
これは、光が目に入ることにより、徐々に体内時計がリセット、合わされていく為です。
B ・グズグズ泣きを繰り返し、度々起きる。
↓ ↓
眠りが浅いだけかもしれません。
★ Bパターンの解決方法:昼間に、適度な運動をさせてあげましょう!
手足を動かして遊ぶ、寝返り、ずりばい、ハイハイ、よちよち歩きなど、成長に合わせた活動を、沢山させ、昼間はなるべく寝ない環境作り、例え寝てしまっても時間を区切り、起こしてあげ、夜間に、まとめて長く睡眠をとる為のリズムを、無理なく
少しずつ作っていく。
C ・抱っこすると泣きやむが、おろすと再び泣く、繰り返し。
↓ ↓
いわゆる ”抱き癖” がついてしまっているのかもしれません。
★ Cパターンの解決方法:ママも赤ちゃんも少しだけ我慢の子!
昼夜共に、泣いてもすぐに抱っこをせず、声をかけながら、手を握る、背中をさすってあげる、
お尻を軽くポンポンするなど、抱っこではない方法で、気持ちを落ち着かせてあげる事を、無理なくやっていきましょう。
尚、このA~Cの3タイプ単独ではなく、混合タイプの赤ちゃんも。
その時は、各対処法を合わせ、しばらく続けてみましょう。
ここまでのまとめ
この夜泣きの時期、ずっとこの状態が続くような感覚に陥りがちですし、体力は勿論、精神的に、ママはかなり辛いものですよね、その気持ち、よくわかります。
ですが、生理的な欲求が原因の夜泣きは、膀胱や胃腸などが未熟な為、まだ頻繁でも、体が発達すると共に、だんだんと間隔が長くなり、治まります。
精神的な欲求が原因の夜泣きの場合、解消法で即座に改善ではなく少し時間は要しますが、どんなに夜泣きが激しい赤ちゃんでも、ちゃんと自然に夜泣きの回数は減っていきます。
目安としては、1歳前後には随分と楽になり、2歳以降は月単位で、たまに夜泣きをする程度にまで落ち着いてくる為、
”夜泣きは成長に必要な一時的なもの” とママは気持ちを少し楽にして、赤ちゃんと一緒にお昼寝などで仮眠を上手にとってのりきって下さいね。
応援しています。
夜泣きが発生する原因
実は夜泣きが発生するはっきりとした原因と言うのは現在でもわかっていません。理由もなく夜泣きをする時もありますし、何らかの刺激や気に入らない事があって夜泣きをする時もあります。また昼間にたくさん寝てしまい、夜に起きてしまう睡眠サイクルの違いも原因の1つと考えられています。
その中でも睡眠サイクルは早めに修正をした方が良いでしょう。
確実な原因ではないものの、これから成長していくためには朝は起きて夜は眠ると言う一般的な生活リズムを身につける必要があります。このリズムは赤ちゃん自身では覚える事ができませんので、早めに修正をしておくと夜泣きの回数が減る可能性はあります。
夜泣きに効果的な方法その1 生活リズムを身に付けさせる
先ほども少し触れましたが、一般的な生活リズムを身に付けさせる事で夜泣きが減る可能性があります。
例えば起床しましたら、締め切っていたカーテンを開放して太陽の光を赤ちゃんに少しずつ浴びせましょう。
そして昼間はできる限り一緒に散歩をして、この時間帯は昼間と言う事を認識させましょう。
就寝時、電気やテレビの光は赤ちゃんに「まだ朝、もしくは昼」と認識させてしまうので極力控えましょう。
そうする事によって「朝は起きる」「夜は眠る」と言う生活リズムを構築する事ができるのです!
夜泣きに効果的な方法その2 赤ちゃんの体温を上げる
赤ちゃんが眠れない時、赤ちゃんの体温が下がっている可能性があります。
赤ちゃんの体温が低下しますと「寒くて眠れない!」と夜泣きをする事があり、特に下半身の冷えで夜泣きするケースが多いです。
その際、下半身が冷えないように少し厚手のズボン、またはもう1枚毛布を追加する等の対策を行いましょう。
そしてもう1つ、体温の下がる飲み物を多く与えないようにしましょう。
母乳や暖めたミルクであれば特に問題ありません。問題なのはそれ以外の水分です。
例えば、水やお茶等ですと赤ちゃんの体を冷やします!
そのため与えるのは良いですが、冷たいものではなくなるべく常温にして飲ませるようにしましょう。
さいごに
赤ちゃんの夜泣きを発生させない方法は残念ながら、ございません。
一方で、上記の方法とその他にも「抱っこをして赤ちゃんを安心させる」「一度起こして遊ばせて眠らせる」「音楽を聞かせる」と言った方法まであります。
もし夜泣きに悩んでいる人がいましたら、上記の方法を試してみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ
・赤ちゃんの夜泣きの原因は、現在はっきりとは分かっていない。
・夜泣きを改善するための方法として、生活リズムを身につける、赤ちゃんの体温を上げるなどの方法が考えられている。
・上記の他にも、抱っこする、音楽を聞かせるなどの方法があるので、赤ちゃんに合った方法を色々試して探ってみては?
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