赤ちゃんの緊急時の対応~救急車や時間外診断について知ろう

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子どもが病気やケガになった時、どんな処置をしたら良いのか、どこの病院にかかれば良いのか、迷いますよね。

ましてやまだ自分の症状をうまく伝えられない乳幼児だと、いつもと違ったぐずり方をしているものの、何がどう調子が悪いのかわからず、困惑してしまいがちです。
しかもそれがかかりつけの病院の診察時間外だったら…

そんな時、どこに受診すればよいのか、私の経験をもとにお話したいと思います。

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救急車や受診で悩んだ場合には?

今すぐ受診や救急車を呼ぶなどの必要性があるかどうか…悩む場合の相談する機関を最初にお伝えします。

そんな時はまずは小児救急電話相談「♯8000」に問い合わせてみましょう。ここでは、医師や看護師が対応をしており、子どもの症状における受診の必要性や対処方法などを教えてくれます。

原因がはっきりしないのにずっと泣きつづける
ぐずり続けるなど異常に機嫌が悪い
急に高熱が出た…

そんな時、夜間でも受診しに行くべきなのか、明朝の診療時間まで待っていいものなのか、はたまた救急車を依頼して良いものなのか…ましてや初めてのお子さんの場合、悩む時がありますよね。

ただし、以下の場合は迷わずすぐに受診することをお勧めします。
 ・3か月未満の乳児で、熱が38度以上ある
 ・顔色が悪く、苦しそうにしている
 ・元気がなく、ぐったりしている
 ・嘔吐を伴う
 ・水分を十分に摂取できていない
 

休診日・時間外の時に受診が必要な場合< /h2>
子どもは、夜に限って高熱を出したり、咳き込んだり…あるあるですね。診療時間外の夜間で受診が必要な場合は、地域の医師会が運営する「夜間急病センター」で受診しましょう。
診療時間は場所によりますが、私の住んでいる地域だと午後7時から午前7時まで診察をしてくれるので安心です。万が一、夜間急病センターで精密検査や入院の必要性があると判断された場合、総合病院を紹介されるという流れになります。

また、最近では地域の小児科でも午後10時まで診察をしている病院もありますので、かかりつけの小児科の選定と同時に緊急時の病院についても普段から調べておくと、慌てずにすみます。また、休祝日の日中の場合は、地域で当番医が決められていますので、新聞や住んでいる市町村のホームページなどで調べてみましょう。


我が子の時間外受診の体験談

3男がまだ満1ヵ月直前辺りのある日、とにかくよく眠る日がありました。

はじめは「今日は手がかからないねぇ」なんて呑気なことを言っていましたが、食欲旺盛な息子が授乳の時間が過ぎてもウトウトしているので、変だなぁ…と思い抱っこすると、少し熱い。すぐさま熱を計ると39度!?驚いて休日当番医を調べて即受診しました。

そして当番医に「原因が全く判らない…これはうちでは手に負えない」と言われ、その足で近隣の総合病院に向かいました。予想以上に症状が思わしくなく、そのまま即入院となりました。様々な検査の結果、髄液に何らかの異常があると診断され、抗生剤と抗ウィルス剤をかかとからの点滴で投与されました。なんとか無事に回復し、1週間で退院しました。時間がかかりましたが、病理検査の結果「ウィルス性髄膜炎」でした。

3男が熱を出す前に、夫・長男・私の順に高熱を出しており、生後6ヶ月までは母体からもらった免疫があるとは言われていますが、抵抗力自体は弱いため、やはり家族内感染は防ぎきれないものなのだと知りました。

また、赤ちゃんは体温が高いため、普段から抱っこをすると、じんわりとした温かさを感じるため高熱に気づきにくい場合があります。ですので、できれば定期的に熱を計る習慣をつけると、初期症状で気づいてあげられることを改めて実感しました。そして、何より異常を感じた時にすぐに受診することです。

ぐずっていれば気づき易かったのでしょうが、それすらできる余力がなく、ぐったりしてしまう…それに気づくのがもっと遅かったら…考えただけでもゾッとします。

さいごに

赤ちゃんは、自分で症状を伝えられません。また病気の回復が早い一方で悪化の進行も早く、一気に重症化してしまうこともありますし、合併症も起こしやすいと言われています。普段から赤ちゃんの様子をしっかり観察し、合わせて緊急時にすぐに対応できるように、病院の情報はまめに入手しておくことが大切です。

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