赤ちゃん向けのオモチャは次々と新しいものが登場していますが、出来れば長く遊べるもの、喜んでくれるものをセレクトしたいですよね。
しかし実際には種類が多すぎて、どれを購入したらいいのか迷って決められないなんて声も聞かれます。
そこで今回は、オモチャ選びに迷ってしまった!という方にお勧めしたい、絵本の魅力と楽しみ方をご紹介します!
見て聞くだけで情操面に作用
まだ言葉の意味を理解できない小さな赤ちゃんでも、絵本は十分に楽しめます。
色とりどりの絵を眺めたり、大人の優しい声音で語りかけてあげてください。
また抱っこの体勢や並んで座ることで自然とスキンシップも取れますし、お互いの顔を見ながら読み進められるのでコミュニケーションにもなるんです。
スポンジのように柔らかな赤ちゃんの脳は読み聞かせをしてもらうことで、様々なプラスの感情を吸収していくと考えられています。
出来る範囲内で、小さなうちから色々な刺激を体験させてあげましょう。
色や名詞を教える教科書に
ある程度の名詞や単語を覚えてきたら、絵本は赤ちゃんにとっての教科書にもなります。
絵本に書かれているお話を読み聞かせることも引き続き大切なコミュニケーションとなりますが、合わせて絵を見て「読み取り」を行っていきましょう。
絵の中に登場する動物や食べ物の名前を教えたり尋ねたり、小物を指差して色を確認したりと、ストーリーをなぞらない楽しみ方も絵本の醍醐味です。
さらに、お子さんがどれくらいの単語を覚えているのか把握することも同時に出来ますので、普段なかなかゆっくりと触れ合う機会を持ちにくい方にこそお勧めしたい楽しみ方です。
ひらがなの勉強にも
3,4歳程度になり平仮名をある程度読めるようになってきたら今度は文字の教科書としても活躍します。
赤ちゃん絵本は文字数が少なめでフォントも大きめに設定されているので、たどたどしい読み方の子でも取り組みやすいのです。
一緒にポップなイラストや写真も添えてあるので、言葉と絵の紐付けも行いやすい傾向にあります。
もっと成長して入学前後にもなると、赤ちゃん向けの短いストーリー絵本なら自力で読める子が増えてきます。
昔はママが読んであげてた絵本だよ、などと声掛けするのも良いですね。
立場を逆転させて大人に読み聞かせをしてもらっても楽しいかもしれません。
さいごに
ご紹介したように様々な楽しみ方がある絵本の魅力を、少しでも感じていただけたでしょうか。
赤ちゃん絵本はもう卒業かも、と思っている方も、もう一度活躍するチャンスが訪れるかも知れませんから、大切に仕舞っておくのも一つの手ですよ。
この記事のまとめ
・絵本は、赤ちゃんの頃から十分に楽しめ、コミュニケーションにも役立つ。
・絵本は、単語や読み取りの学習など、乳幼児期の教科書としても活用できるツールである。
・絵本は、小学校入学辺りのひらがな学習にも役立つ。
・絵本は、赤ちゃんの読み聞かせから小学校入学期の自分読みまで、長く活躍する魅力的なものである。
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