「『自分だけ』と思わないで!誰にでも訪れる産後のイライラ期」

子育て

出産後は、慣れない育児への焦りや不安、また乱れたホルモンバランスのせいで、イライラしたり落ち込んだりしがち。最近では、「産後うつ」という言葉も割と身近な存在になってきましたね。実際に、「産後うつ」を発症する人は、産後の女性の15%にも上るそうです。

産後のイライラ原因は?幸せなはずなのになぜ?

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うつ状態まではいかなくても、産後のイライラや気持ちの落ち込みは、その程度は人それぞれではありますが誰にでもあるもの。「マタニティ・ブルー」とよばれる気分の不調に関しては、約80%の女性が体験すると言われています。。そんな自分に余計にイライラして、「幸せなはずなのに、どうして私だけこんな気持ちになるんだろう。まだお母さんになる準備が出来てなかったのかな?」と、涙がとめどなく溢れてくる日もあることでしょう。

しかし、そんな日々がいつまでも続くわけではありません。慣れないながら、目の前のことを確実にこなし、日々小さな目標をクリアしながら過ごしていくことで、いつの間にか母親として大きく成長した自分に気づけるはず。まずは、日常生活の中で出来る小さなことから始めていきましょう!

■日常生活の中ですぐできるけど実はとっても大切なこと

自分が休む時間を確保する


生まれたばかりの赤ちゃんは付きっきりでお世話しなくては、と思いがちですが、一人で寝ている時間もたくさんあります。まとまった時間はなかなか取れなくても、数十分の細切れの時間ならところどころで確保できるはず。「寝ている間に家事をすべて片付けなきゃ!」と逸る気持ちを抑え、友達にメールしたり、雑誌を読んだり、横になってしばらく目をつぶってみるなど、自分自身が休める時間を積極的に作りましょう。ちょっとでも休んだあとは、予想以上に頭がすっきりしてその後の行動の効率もぐんと上がるはず。お母さんが自分自身を大切にすることは、育児において非常に重要なことなのです。

家事を先に終わらせてしまう!

朝食のお皿の片付けをする、洗濯をする、掃除機をかける、など、後回しにしようと思えば出来てしまう小さなタスクを、早い時間に片付けてしまいましょう。赤ちゃんのお世話でなかなか思い通りにいかないこともあるかと思いますが、意識的に優先して終わらせるようにすることで、1日のリズムが取りやすくなりますよ。

理想的な「育メン」のイメージに捉われすぎない

共働きの家庭が増える中で、お母さんだけでなく、お父さんも積極的に家事や育児に参加するべきだという考えの人が増えています。
もちろん、上手に分担できればそれがベストなのかもしれませんが、現実はそう簡単にいかないもの。メディアで取り上げられる理想の育メン像と自分の旦那を比較して、「どうして我が家は…?」とイライラするのではなく、ゆっくり時間をかけて自分たち夫婦ならではの分担体制を築いていくことが成功の秘訣です。

さいごに

一人目の出産のときに限らず、気持ちの変化や不調は産後のママさんに多くあります。「赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいのはずなのに、どうして私だけこんな気持ちなんだろう」と自分を責めず、まずは生活リズムを整え、ゆっくり着実に赤ちゃんと向き合っていけると良いですね。

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