日々の育児の中から見えてくる、赤ちゃんの脳の発達!~寝返り期の頃の赤ちゃん~

子育て

脳は幼少期につくられると言われています。脳は他の体の臓器と比べると、飛びぬけて脳の成長は早いです。神経回路ができ始めると、樹状突起が大きくなり、神経細胞自体も大きくなります。これが脳の容量を大きくする事につながるので、幼少期に刺激を与え、神経回路をできるだけ多くするような訓練を続けることが必要なのです。

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赤ちゃんの脳は5感と4つの能力ですべてを感じている!


~5感~
*触覚
生まれたばかりの時は肌に触れても快感はなく、反射が起こるだけです。優しく肌に触れて、さする事で、安らぎのスキンタッチになっていきます。
*味覚
妊娠6週目頃には、味を感知する味蕾ができています。その為脳では、味の判断ができます。生後4~5か月で舌の先の方で、甘い・酸っぱいを感じる事ができます。
*視覚
生まれてまもない赤ちゃんの視界は、ぼんやりと見えています。しかし、複雑な色は見分けがつきにくく、赤や緑など単色のはっきりとした色でなければ区別ができません。
*聴覚
妊娠7か月頃から神経回路ができ始め、その頃から音を聞く事ができます。大きな音には嫌がる反応を見せる事があります。
*臭覚
出生直後から発達し始め、生後すぐにママの匂いをかぎ分けることができます。また、嫌な匂い、好きな匂いを判別する事ができます。
~4つの能力~
*ワーキングメモリー
ワーキングメモリーとは、何かを実行する為に一時的に覚えておく事です。生後2か月から発達し始め6か月目には、訓練をしなくても1秒間くらいは直前に見た物を覚えられるようになります。
*運動能力
生まれた直後は刺激に対する反射行動だけですが、反射を繰り返していくうちに、手を握る・開くや物を掴むことなどができるようになります。
*真似る力
脳の44野に「ミラーニューロンシステム」という真似をする最高中枢があり、これによって生後2か月くらいから、自分の意思で顔や手の動きを真似するようになります。
*考える力
生後4か月頃からママが何をするのか、予測する事ができるようになります。声かけを続けると、その後の行動を予測して待つようにもなります。

参考~ティップネス・キッズ 下井草店HP~

育児の中から脳を育てるには~寝返り期の頃の赤ちゃん~

*いないいないばあ!でワーキングメモリーを育てる!
*ぬいぐるみなどをゆっくり動かし、目で追わせて、「見る」から「見たい」への欲求力を高める!
*ごろん!とゆっくりうつぶせにさせて、回転運動で視覚に新しい刺激を!
*散歩を楽しむ!5感を刺激し脳全体をふる回転させる!


さいごに

さまざまな事がありますが、1日のリズムをしっかりつける事が大切です!
毎日決まった時間に眠り、決まった時間に起きる事を少しずつ習慣にしていき、早い時期から習慣づけていきましょう。

この記事のまとめ

・赤ちゃんの脳が感じ取っている、5感と4つの能力について
・寝返り期の赤ちゃんを例に挙げた、赤ちゃんの脳を育てる4つの方法
・早い時期から生活のリズムを作ることが、脳の発達にとって大切。

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