話題になった赤ちゃんポストの現在の利用者や現状について

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以前、話題を呼んで大きな社会現象となった赤ちゃんポスト。
当時は賛否両論あり、各メディアでは討論もよく行われていました。
そんな赤ちゃんポスト、現在は以前のような話題にはならず、ニュースにもあまり出てきませんね。
赤ちゃんポストは、現在も使われているのでしょうか。
赤ちゃんポストの現状をご紹介します。

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赤ちゃんポストとは…


赤ちゃんポストとは、出産したものの、育てることができない諸事情があり、養子に出すことのできる受付口のことです。
匿名で受付することもできるので、始まった当初は大きな波紋を呼びました。
その頃、世間では虐待やDVの事件が多発しており、望まれない妊娠・出産により、命を落としていく赤ちゃんも増加傾向にありました。
そんな中、開始された赤ちゃんポストの受付。
恵まれなかった赤ちゃんの命を救うために設けられたのですが、当初から利用者もちらほら見られました。
また、赤ちゃんポストは日本のみならず、世界各国で行われているようです。
先進国でも、事情があれば赤ちゃんを育てられないこともあるのです。
小さな命を救うために作られたこの窓口は、まだ存在しているのでしょうか?

赤ちゃんポストの利用者はどれくらい?

赤ちゃんポストは2007年に設置されました。
それから約7年間、毎日受け付けており、多くの赤ちゃんがポストにやって来ました。
その数なんと、453人。
これほどの小さな命を守ることができた赤ちゃんポストは、十分存在意義があったと言えるのではないでしょうか。
これらの赤ちゃんは、里親の元に送られるなどし、みんな幸せに生活を送れているということです。
中には、気が変わり引取りに戻ってくる母親もいるようで、不幸な事件や事故を防いだ可能性も非常に高いようです。
一部では批判され続けた赤ちゃんポストですが、現在はもうほとんどの人に容認され、これからも小さな命を救っていくのでしょう。


性犯罪の被害者や、12歳の出産をした人も…

赤ちゃんポストは匿名で利用できますが、予め病院側とコンタクトを取ってから利用する方も多いようです。
育てるのか、育てられないのかを十分に考え、医師や看護師と話しながら決断することができます。その場合、信頼関係がある程度できますので、多くの女性は引き取りに戻ってくると言います。
利用者の中には、性犯罪に巻き込まれ妊娠してしまった女性・12歳で出産した女性なんかもいます。
無事に赤ちゃんが産まれても、育てられない事情は人それぞれです。
赤ちゃんポストは、今後もそんな女性達を支えていく大切な窓口となりそうです。

この記事のまとめ

・赤ちゃんポストは、小さな命を救うためにできた窓口であり、世界各国に存在する。
・日本における赤ちゃんポストは、2007年に設置されてから7年間で453名の赤ちゃんを救っており、その存在は大きな意義のあるものだとわかった。
・赤ちゃんポストを利用した人の中には、赤ちゃんを引き取りに戻る人、また性犯罪の被害者や未成年などの事情で育てられない人もいる。
・赤ちゃんポストは、今後も女性にとって大切な窓口の1つとして活躍するであろう。

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