子どもは大体3歳ごろから自立心が芽生えます。
かといって、全ての子がそうではありません。
このままずっと手が離せない子になるのでは…?と心配になる方もいるかと覆いますが、自立心を作るのが育児です。頑張っていきましょう!
自立心を育てる育児
・依存心を取り除く
生まれたばかりの子供は、親に依存しなければ生きられません。
ですが、子供は成長するにつれ少しずつ自立心を獲得していきます。
この訓練を効果的にするのがしつけであり、人への依存心を徐々に取り除くことが親の役目です。幼児期で一番成長が目覚ましいとされる3歳児のころでも、身の回りのことすべてを完全にはできず、子どもによっても差があります。うまくできなくても、できたところを認めてほめ、自信をつけることで依存心を取り除いていくことができます。
・他人任せをさせない
子どもの成長に応じて、親は「こどもにさせてみる」ことを増やしていくといいのですが、ついつい、もうできることを代わりにやりつづけている…そんな事はありませんか?自分でできるようになったら、自分でさせる、その小さなことの繰り返しと積み重ねが他人任せを作らないコツです。
・主役感覚を身に着けさせる
子どものうちは、親にしてもらう事が多いですが、これからの発育に必要なのは「してもらっている」事を減らし、「自分もしている」事を増やす事です。その中でも、教育機関で着目されているのが、家庭の仕事や家事における役割を持っているかどうか。
家庭生活の中で、ただ、してもらうばかりではなく、自分自身も主役になることが責任感を育て、自立心を高めます。
それでは具体的に、どういったことから始めれば、子どもの自立心を起こさせることができるのでしょうか。ここでは、効果的なコツをまとめました。この中で、すぐ始められることから無理なくスタートしましょう。
・できないことでも教えて挑戦させてみる
・すぐに手助けせずまずは様子を見る
・辛抱強く待つ
・できた時にたくさん褒めてあげる
・子どもに役割を与える
・二つの事を同時にせず、まずは一つひとつ頑張る
・期待やプレッシャーは与えない
自立心を養う遊び
遊びの中にも、子どもの自立心を養う要素があります。仲の良いお友達のご家族さんや、ご家庭の中で、協力しあいながら実践してみましょう。
1. おとまりごっこ
ふだん仲のいい友達の家にお互いにお泊りをさせてみます。よく遊びに行っているお宅だと、子どもの不安も少なくて済みます。頼る親はいないし、友達の手前もあるので、なんでも一人でやることになります。
2. かくれんぼ
まず、家のなかでお母さんとしてみましょう。鬼になった子は、自分で考えて探し回り、隠れる側になった時も、お母さんには頼れません。自分で考え、自分で行動しなければできない遊びです。慣れれば、危険のない公園などに場所を移しましょう。
さいごに
子供の教育には、辛抱が大切です。
自立心を育てるためにも子供があくまで主役に、私たちはサポートに徹しましょう。そんな子供に自分も育てられているはずです。
大切に、そして一緒に頑張っていきましょう。
この記事のまとめ
・自立心が芽生え始める3歳ころから、徐々に自立心を育てることが大切である。
・ほめて自信をつけることで依存心を減らす、自分でする経験を多くさせる、家庭生活の中でも責任感を持たせるよう家事を分担する、などを積み重ねることで、自立心を養うことができる。
・自立心を高めるには、かくれんぼやおとまりごっこも有効である。
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