子供との遊び方、本当にこれでいいのかな?」[/voice]
と不安に思う今日この頃・・・。
子供がまだ小さいと、言葉も話せない子供とどうやって遊べばいいのか、
この遊び方でいいのかと不安になります。
上の子どもが2歳になってだんだんと意思疎通ができるようになってからは、
次第と悩むことも少なくなってきているとはいえ、
まだまだ分からないことばかりです。
発達心理学の専門家の知人から聞いたり本で学んだ
・新生児期からの子供の遊びに対する発達
・月齢・年齢別に合った遊び
についてまとめます。
「子どもの遊び」には種類がある!
子どもにとって遊びは、必要不可欠。
遊びにより、身体の発育や精神面、社会性の発達を促すことができます。
遊びには、心身の発達からみた遊びと、社会関係からみた遊びの2つがあります。
~心身の発達からみた遊び~
感覚遊び
自分で物を動かしたりして音などを楽しむ、感覚を働かせる遊び。
この時期のおもちゃ:がらがらやオルゴールなど。
運動遊び
乳児期から学童期にみられますが、乳児期が非常に多いです。
手足や身体の運動により楽しみをもたらす遊びになります。
この時期のおもちゃや遊び:滑り台やブランコ、押し車など。
成長とともに、三輪車や鬼ごっこなどへと変化していきます。
ちょっと話はそれますが、
この時期は日焼け止めと虫刺され予防も忘れずに。
模倣遊び(ごっこ遊び)
2歳ごろから5歳ごろまでで、ピークは3~4歳です。
言葉の通り、周囲のマネをすることにより楽しむ遊びで、
ままごとやお店屋さんごっこなどがあります。
受容遊び
1~2歳から始まります。
絵本やテレビを見たりして受け身になり遊ぶものです。
絵本、テレビ以外に会話もこれに当てはまります。
この時期のおもちゃや遊び:絵本、テレビ、会話
構成遊び
1歳から学童期にみられ、様々なものを作ったり、
組み立てたりすることによって楽しみを感じる遊びになります。
積み木や粘土、折り紙などで絵を描くこともこれにあたります。
この時期のおもちゃや遊び:積み木、粘土、折り紙、絵を描く
~社会関係からみた遊び~
ひとり遊び
3ヶ月すぎから2・3歳児みられ、
周囲には無関心で自分ひとりで遊びます。
傍観遊び
2~3歳にみられ、他の子供の遊びにも関心を持ち始めます。
じっと見ていたりするけれど、遊びに加わることはせず、次第にマネして遊ぶようになります。
並行遊び
2歳ごろにみられ、子供が同じ場所で同じように遊ぶけれど、
お互いに関係なく遊んでいるものです。
連合遊び
幼児期にみられ、他の子供と遊ぶけれど、
役割分担がされていない遊びです。
共同遊び
幼児期の終わりごろから思春期にみられ、ルールや役割を決めて、
目的をもって遊ぶことです。
3歳すぎから急に増えます。例として、野球などのスポーツがあります。
さいごに
「遊び」といっても、成長過程に合わせたたくさんの種類や遊びがあります。
自分の子どもがどんな時期なのかを知ることで、
子供の興味や関心、成長過程に合わせた遊びなどを準備して
達成感や満足感を得させてあげたいなと思います!
この記事のまとめ
・子どもにとっての遊びは、身体面、精神面、社会性の発達を促す効果がある。
・心身の発達を促す遊びとして、感覚遊び、運動遊び、模倣遊び、受容遊び、構成遊びがある。
・社会性の発達を促す遊びとして、ひとり遊び、傍観遊び、並行遊び、連合遊び、共同遊びがある。
・子どもの成長や興味関心に合う遊びを準備し、子どもに達成感や満足感を味わわせよう。
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