ウチの子は癇癪持ちだから…こんな事を聞いたことはありませんか?癇癪って何?!

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うちの子供は癇癪持ちだから辛いのよ!といっている人も見たことはありませんか?
そもそも癇癪とは何なのでしょうか?「癇癪持ち」というくらいなので、病気なのでしょうか?育児をしていく中でいろいろな疑問が出てきます。そんな癇癪について調べてみました。

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癇癪とは?

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癇癪とは、子供が環境や成長に伴っておこす表現行動のひとつです。
癇癪を起こす子供というのは怒ったり駄々をこねたりと、落ち着きのない性格に捉えがちですが、これも成長過程でとても必要な気持ちの表現方法です。

癇癪が起こる時期とは

個人差はありますが、大体2歳前後からと言われています。
癇癪はすぐに落ち着く事もあれば、何年も続く事もあります。
しかし、重要なのは病気ではないということです。
癇癪は、先ほども説明した通り、どんな子にも見られる一般的な症状です。
癇癪が起こるきっかけは、一人で食事やお着替えがしたいという気持ちが強く出た時に癇癪を起こしやすいと考えられています。自立したいという気持ちの反面、思い通りにできない自分に対する憤りもあるので、一過性の行為がほとんどと言われています。
また、母親が妹や弟を妊娠したり、出産した時に感じる、母親を独り占めできなくなる寂しさや不安から、癇癪を起こす事もあります。この場合は年齢に関わらず、気持ちの表現ができない時に起こすとも言われています。


どんな症状が?

子どもは、自分が構ってほしい時にパパやママが忙しそうにしていたりすると、パパやママを呼ぶ代わりに、叩いたり暴れたり泣いたりするなどの行動を起こしたりする事があります。
他にはお菓子やおもちゃなど、物をねだりたいのにそれが叶わない時にひっくり返って大泣きしたり、暴れたりするなどが癇癪の症状です。
2歳~3歳の頃は、お喋りが上手な子供でも、まだまだ自分の気持ちを上手にママに伝えられない事があります。それが癇癪となって現れたりする事もあります。

原因は?

癇癪の原因は本当にさまざまで、子供の性格や、周囲の環境によっても違うので簡単に判断できないです。
例えば、お腹が空いて我慢できない,体調不良,ただただ眠い,言われたことをしたくない,欲しいものをもらえない など、共通している事は、これらの気持ちに対して自分でコントロールができずにいるという事です。自分の気持ちをコントロールできずに、どうすればいいのか分からない気持ちが態度に出た状態です。
癇癪とはわがままとは違い、癇癪を起こしている子供自身もどうしたら良いかわからない状態にいます。その行動を叱る前に、気持ちを落ち着かせて愛情を与える事がとても大切です。

この記事のまとめ

・癇癪とは、気持ちの表現手段の1つである。
・癇癪は2歳前後に見られることが多く、期間などにも個人差があり、病気ではない。
・癇癪は、自分をコントロールできない状態の時に起きるため、叱る前に子どもの気持ちを受け止め、気持ちを落ち着かせることや、愛情をもって接することが大切である。

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