ママになった皆さん!子供がやることにダメ!早くして!などとイライラしてついついきつい口調になっていることはありませんか?
人間というのは、一方的に何か言われると子供ながらに穏便にすませようとします。
穏便にすませようとする子供は、失敗してはいけない…と、思考停止に陥ります。
その結果、自主性は失われ大人の顔色を窺い、人から促されないと行動できないような子どもに育ってしまいます。
親にとっては手間がかからない良い子と思われますが、果たしてそれは子どもにとって良いことなのでしょうか?
目標を達成させることが大切
1歳くらいの子でさえ、自分でやりだしたことを手伝ったり上手くできなかったりすると、イライラして癇癪を起こしたりします。
特に女の子は早くからお母さんの真似をしたがります。
上手くできないことを自分で考え、できた!という成果が子どもを成長させ、自主性を育む重要な通過点です。
しかし、なかなか上手くできなくて放り出してしまうこともあるでしょう。
手伝おうとすると怒りだす、もう手がつけられない!なんてこともあります。
そんな時は放っておくのではなく、「一緒にやろう!」と少し目線を落とし、自分も子どものように「あれ?できないねぇ〜」「こうしたらいいのかな?」と促すような形で機嫌を取りつつやると良いかもしれません。
また、「絶対これじゃないとだめ!」と決めつけるのではなく、いくつか選択肢を用意してあげるのも手です。好奇心旺盛で気移りしやすい子ども達の性質を利用して、誘導させると良いでしょう。
模範的な子どもであることは良いことのようですが、同時に危惧もした方が良いでしょう。近年、罪を犯す子ども達の中には、このような家庭でも学校でも“良い子”と評価されるような子が増えてきているそうです。
他人に意見できないということは、その分フラストレーションを溜め込んでいるのかもしれません。それにいち早く気付いてあげることができ、解放してあげることが大切です。小さな心の叫びを察知するにはやはり日頃からのコミュニケーションが重要であり、意見し合うということは子どもの倫理観や考え方を知るとても良い手段です。
テレビのニュースでも学校のことでもちょっとしたことから、お互いの意見を交換し合う時間を作ってみましょう。
大げさに褒める
子どもは、自分が成功した時に親が一緒に喜んでくれると、楽しくて笑顔になります!私たちも褒められると嬉しいですよね。
日本人は他人を褒めるということが苦手と言われますが、それは小さな時から褒められた経験が少ないからだと思われます。
この「褒める」をうまく利用して、叱る時にも、
先に怒ってから最後に褒めるようにすると子供の成長に良いです!
さいごに
このように奥が深い子育てですが、自分が何をされたら嬉しいのか自分も子供になったつもりで接してみたら良いのではないでしょうか!
この記事のまとめ
・自主性を持った子どもにするためには、自分で考え、達成させる経験をさせることが大切である。うまくできない時は、子どもの性質を生かして、興味を高められる言葉で誘導してあげることも必要。
・普段から子どもとのコミュニケーションを大切にしよう。
・子どもはたくさんほめることで、大いに成長できる。叱る時も、最後はほめることも取り入れると効果的。
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