育児態度から見えるアスペルガー症候群

子供の病気

アスペルガー症候群を皆さまご存知でしょうか?
どうやら子供の頃に発見できず、大人になってからわかるという人も多い様です。アスペルガー症候群は、育児をしていく中でわかるのでしょうか?そんな疑問を調べてみました。

スポンサードリンク

アスペルガー症候群とは?


“アスペルガー症候群とは、
知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害の一種です。”
参考元:文部科学省 主な発達障害の定義について
(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/004/008/001.htm)

何故か人とズレていたり、会話が成立していないような気がする…。こんな症状に注意です。

アスペルガー症候群の特徴~子供の場合~

・話し方が大人びている
・目をみない
・想像力が乏しい
・運動が苦手
・会話が噛み合わない
・手順にこだわる
・コミュニケーションを取る事が苦手
・相手の気持ちがわからない
・言葉に感情がなさそうに聞こえる
・相手の気持ちを読み取れない
・規則を守れない
・特定なものに対して尋常な興味を示す
・文字や日付や記号等を覚えるのが得意
・絵や数字など独特な才能を持っている

アスペルガー症候群は、コミュニケーションが上手くできないという特徴が多く見られる場合があります。突然怒りだしたり、パニックに陥ったり、空気が読めないなど。
その子供は外見だけでは分かりません。知的能力の低下などはなく、言動の遅れや行動が目立つため、幼稚園などでは親の躾に疑問が持たれる事が多い様です。
しかしアスペルガー症候群は、躾などは全く関係なく、生まれ持った特性なのです。

わが子がアスペルガー症候群だと思ったら?

アスペルガー症候群の発見は遅れやすいです。特に子供の場合は知能や言葉の遅れなどがあまりない為、年齢が低いほど判断する事がとても難しいです。アスペルガー症候群の子供は、知能が低いどころか、むしろ知能が高い事もあります。そのような事が余計に子供の早期発見を遅らせる要因となっています。
そしてアスペルガー症候群の症状は、子供によってもさまざまです。なので、一概にこれ!と決め付ける事ができません。もし、少しでももしかしたら…と思ったら、すぐに発達障害を相談できる区役所・市役所などへ相談してみる事が大切と思います。幼稚園や学校でも今は発達障害のある子へのサポートが広がっています。

さいごに

アスペルガー症候群の特性を理解し、受け止めてあげる事がとても大切です。決して怒ったりしてはいけません。怒ったところで生まれ持った特性は変わりません。むしろ子供にとっては、その事がとてもストレスに感じ、パニックを起こすなどの悪循環を招くこともなりかねません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました