夜泣きに添い乳は逆効果って知ってましたか?!

添い乳のメリットとデメリット、危険性は?
楽だけど逆効果って事知ってました!?

専門家意見は?様々な角度からみていきましょう。 

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そもそも、添い乳ってどうなの?危険性は?専門家の意見は?

添い乳の目的とは?

夜間の授乳?抱っこの代わり?なんの為?

胃袋が未熟な赤ちゃんは、一度に沢山のお乳をまとめて飲む事ができず、30分前後~3時間位の間隔で、ちょこちょこ飲みをする為、空腹が原因で夜泣きをしている場合も、勿論あり、ある程度のまとまった量を、飲む時の添い乳は、授乳の役目を果たしている事になります。

ですが、同じように夜泣きで、おっぱいを与えても、数回吸ったと思ったら、あとは乳首をくわえたまま、寝入ってしまうケースも多々あります。

この場合は、元々は、空腹で夜泣きをした訳ではなく、別の理由で泣いていたのに(おむつが汚れて不快、暑い、寒い、又は夢などを見て、不安、驚きなど精神的な欲求など)おっぱいという絶大なる安心感が与えられ、結果、その場は眠りについてしまったという事になります。
そして、これを繰り返すと、赤ちゃんは体感として覚え(癖)
だんだんと添い乳は、”精神安定剤的な役目”としての比重が大きくなるのではないでしょうか。

では、逆効果とは??

思いあたる方も多いのでは?

夜泣きに添い乳をすれば、確かに、赤ちゃんは再び寝入ってくれるのですが、また目を覚まし夜泣き→添い乳という行動を、夜間何度か繰り返します。

この事は、先にも少し触れましたが、本来の夜泣きの原因(欲求)が
違うところにあった場合、おっぱいという赤ちゃんにとって
絶大なる安心感を与えられてしまい、その場は寝てしまったけれど、本来の原因が解消されてない為、又再び起きて夜泣きをする。

つまり、添い乳は一時しのぎ的な物として与えられ、結果、赤ちゃんの眠りを浅くしてしまい、逆効果になるという訳です。

添い乳の危険性専門家の意見は??

そもそも、添い乳以前、添い寝自体が危険です。

ママが寝て、覆い被さってしまい圧迫、窒息事故の危険性が高く、また、寝かせたままの授乳は、最後にゲップを出させてあげていない事が多いです。
呼吸器の発達が未熟な赤ちゃんは、上手く空気だけを出せず、空気と一緒にお乳を吐き戻し、呼吸器官、肺に入りこむ事も。

添い乳の場合、ママが寝てしまっていて赤ちゃんの異変に気付かなかったケースは多い、との指摘。

添い乳メリットとデメリット

添い乳メリット

●とにかく、ママにとって楽、これにつきるでしょう。
(赤ちゃんにとっては安心感)

わざわざ身を起こして、抱っこせずとも、お乳を与えられ、寝かせつけられる。

添い乳デメリット

●癖、人目の問題・・親戚や友人宅に泊まる時や、お昼寝など、公衆の面前で、赤ちゃんを寝かせる時に、癖がついており、おっぱいなしではぐずり、寝ない。

●預けられない・・・ママ以外の人が、寝かしつけられなくしてしまう。

●窒息の危険性・・・添い寝をしたままお乳を上げていると、わざわざ抱き上げてゲップを出させていないのが実情、寝たままの体制だと、お乳を空気と一緒に吐き戻し、肺の中に入る危険性がある。

●乳腺炎の可能性・・・寝る位置は大体一定になり、片方のお乳に偏りがちの上、体制が同じの為、偏って吸わせてしまい、部分的に乳腺が詰まるなど。

●やめる時に苦労する、大変。

まとめ

できれば、起きあがり抱っこして、授乳する事が一番いいのは、勿論の事ですが
添い乳はママが、病気や体力的に辛い時など、確かに助かるスタイルではありますよね。

子供の数が多く、家事が現代よりも大変だった、おばあちゃんの時代は、いいか悪いかは別として、添い寝の文化と同様、添い乳も当たり前の事でした。

但し、悲しい事故が、起きている事も事実の為、危険を回避すべく、隣でママが寝入り圧迫させてしまう事がないよう十分注意をしましょう。

また、ゲップを出してあげる、赤ちゃんの体にクッションや枕などを使い、
赤ちゃんの体を斜めや、横向きにさせ、吐き戻しで詰まらせてしまわないよう、くれぐれも気をつけてあげて下さい。

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