5歳の息子が鼠径ヘルニアの手術をしました。
実は4ヶ月の時も同じ手術を受けています。
ヘルニア発覚までの経緯をまとめた前回記事の続きです。
前回の記事はこちら
5歳児が鼠径ヘルニアの二回目の手術をしました。[ヘルニアの発覚]
今回は鼠径ヘルニアがわかって幼児が入院から手術を受けるまでのお話をします。
目次
手術までの流れ
今回、我が家は1泊2日の手術でした。
事前に心電図、血液検査、レントゲンの検査があります。
これは事前にも行えますが、何度も病院に通えないため入院日に検査をしてもらう事にしました。
血液検査の結果が出るのに時間を要するため、入院日は朝の8:30に入院手続きをしに行きました。
1日目
入院日です。
1.まずは一通りの検査を行います
まずは外来の人と同じように、心電図→レントゲン→血液検査の順で検査を受けて行きます。
心電図、胸にパットをつけるだけなのにギャン泣きです‥。
レントゲンでは抱っこで離れない。
血液検査は注射のように一度少し刺されるわけじゃなく、5本分も血を抜くため針が刺さったままなのを見て、痛い痛いと大騒ぎ‥。
親はそれだけでぐったりです。
周りの外来のおじいちゃんおばあちゃんに
「大変だねー」と言われる始末でした。
2.麻酔科医の説明を受ける
検査が終わったら麻酔科医の説明がありました。
手術自体は難しくないものの、子供の手術のため全身麻酔になります。
当然100%安全とは言い切れません。
これに対して、起こり得る事故の説明を受けました。
後ほど、当日の麻酔がかかるまでの詳しい流れを説明しにきてくれます。
8:30に手続きをはじめ、ここまでで11:00くらいになりました。
3.入院病棟に移動
説明を聞き、同意書にサインをしたら病棟に移動します。
荷物は入院手続きの際に預かってもらえたので、身ひとつで病室に向かいます。
小児病棟のため、面会は親、祖父母のみで一度に2.3人まででした。
また、入室時にはマスクと消毒が必須でした。
1日だけだし、追加料金のかからない四人部屋にしましたが、偶然同室者は誰もおらず、贅沢な部屋使いをさせていただきました。
病室はテレビ、冷蔵庫はカードを購入し使うようになっています。一泊なので、我が家は使用していません。
お茶やお水は給湯室で24時間入れられるようになっています。
小児病棟なので遊ぶ子がいるため、ベッドの自動リクライニングは電源が切られていました。
また、小児病棟なのでプレイルームもあり、利用時間は決まっていますが使用する事が出来ます。
なので、わざわざ自宅のおもちゃを持っていく必要は感じませんでした。
4.昼食と説明ラッシュ
しばらくすると、息子用の昼食が出されました。
そして、次々と先生や看護師さんが説明に来てくれました。
・館内オリエンテーション:入院だったため、各種設備の場所を教えてもらいました。
・麻酔説明:手術室までの入室から麻酔をかけるまでの流れを実際の器具を使いながら説明してくれました。
・入院同意書、手術同意書:病状とどんな手術をするかを図解で説明してもらいました。
また、手術のリスクの説明も受けました。
すべての書類にサインをして完了です。
5.入浴、夕飯
一通り説明を受けた後は入浴までプレイルームで遊んでいました。
目新しいおもちゃに大興奮で遊んでいました。
入浴は男女で入浴の日が決まっていて、非該当日でしたが、手術前日のため入浴させていただきました。
その後、夕飯をいただきました。
この後は絶食になります。
6.就寝
当日は母が付き添いました。
ベッドの貸し出しがあったのですが、1000円/日だったため息子のベッドに一緒に寝ました。
女性と幼児なら二人寝れますが、男性だと少し厳しいかもしれません‥。
ちなみに9:00消灯ですが、それより早く二人で寝てしまいました。
2日目
手術日当日です。
1.絶水前の水分補給
朝9:00からの手術で水分は6:00まで摂取可能です。
朝5:45に看護師さんに声をかけてもらい、水分補給をし、二度寝しました。
病棟オリエンテーションで起床は6:00となっていましたが、みんな好きな時間まで寝ている感じでした。
2.着替えて手術室へ移動
手術着に着替えて手術室に向かいます。
手術室には息子も歩いて行きました。
手術室まで一緒に付き添い、息子は落ち着いていたので先生達にお任せして、親は待合室か病室で待機になりました。
私は病室で待機していました。常に携帯で連絡がとれれば、何処に居てもいいようです。
病室は手術後帰ってくるために、酸素の準備やベッド周りのレイアウトを少し変更していました。
手術室ではドラえもんのビデオ(音声なし)を流してくれていました。
BGMは、ファンキーな音楽が流れていて、明るい感じでした。
3.手術終了、お迎え
手術が終わったら看護師さんが呼びに来てくれて、手術室までお迎えに行きます。
帰りはベッドに乗って、点滴と酸素マスクがついた状態で帰ってきます。
酸素マスクは外れていましたが‥。
幸い、麻酔が切れても泣いたり叫んだりはしませんでした。
疲れたようで、昼まで2時間くらい眠っていました。
2時間たったら水を飲み、飲めたらお昼ごはんを食べます。
その後、先生が術後観察に来てくれて、「今日の夕方退院していいですよ」との事でした。
3.退院
夕方、退院後の生活の注意点を受けて退院になりました。
注意点は、次の診察までシャワーのみというくらいでした。
歩くと傷口が痛むらしく、痛み止めをいちよ出してもらいました。
再診は5日後で、傷口を確認し終了しました。
これで無事終了です。
話のわかる幼児が手術や入院をする方の参考になればと思います。
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