子供が鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)に手術を受けた体験談

子育て

我が家の息子は半年の時に鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)で手術をしています。

子供にポピュラーな病気である鼠径ヘルニアについて、子供の入院についてお話します。

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小児鼠径ヘルニアとは?

小児鼠径ヘルニアとは本来閉じられている腹膜が産まれる時に閉じられず、力を入れた時などに腸や卵巣などの一部の臓器が飛び出して、足の付け根(鼠径部)にポッコリとした膨らみができるのが特徴です。

病院の先生曰く、子供の20人に一人くらいいて、ポピュラーな病気のようです。

遺伝子的な部分が大きく、親がヘルニアをやっていると子供もなりやすいです。

ちなみに我が家は両親共に子供の頃にヘルニア手術をしています。

鼠経ヘルニアの診断は何科?

我が家は一ヶ月検診で先生に指摘されました。

確かにそう言われてみていると、泣いている時に鼠径部が膨らんでいました。

そこから県立の子供病院を受診し、病名確定を受けました。

小児外科を受診しました。

鼠経ヘルニアを治すにはどうすればいいの?

初期段階では痛みはなく、膨らみを指で押すと戻ります。

しかし、飛び出している臓器が締め付けられると硬くなり、指で押しても戻らなくなる嵌屯という状態になり緊急手術が必要です。

一歳くらいまでは自然に閉じることもありますが、基本的には手術が必要です。

手術は全身麻酔で鼠径部を少し切り、臓器を正しい位置に戻し穴を閉じます。傷口は2.3cmでほとんど目立ちません。

昔は一週間くらい入院しなければいけませんでしたが、今は一泊二日で退院出来ます。

実際の手術までの流れと術後

手術までに事前に血液検査をします。入院してからでもいいらしいのですが、結果が出るまでに時間がかかるため、その場合は朝から入院になります。

事前に検査を受けている場合は手術前日の昼から入院になります。

入院後に麻酔科からの説明や検査がありました。麻酔はガスで、匂いを選ぶことが出来ました。まだ半年、まだ分からないだろうと思いつつ、ブドウにしました。

県立子供病院だったのですが、親の宿泊は可能でした。ただ大部屋(4人部屋)で、宿泊のためのベッドや布団はなく、子供と一緒に子供用ベッドで就寝でした。

手術は次の日の午前中に行われます。

時間になると呼ばれて、ベッドでそのまま手術室に運ばれます。

その後、手術の待合室で待機します。

手術が終わり、麻酔から覚めると呼ばれ手術の説明を受けました。

そして病室にもどり、初めの授乳とおしっこの時に看護婦さんに声をかけて確認してもらいました。

何もなければ、その日の昼には退院出来ます。

次の日からも特に日常生活で気をつける注意事項はありませんでした。

抜糸も必要のない糸なので、何もなければこの手術でおしまいです。

さいごに

子供の外科手術のなかではよくある手術ですが、やはり全身麻酔は不安でした。
同じように鼠径ヘルニアの手術をされる親御さんにご参考になれば幸いです。

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